ミニマリスト界でも有名な佐々木典士(ささきふみお)さん
ふみお が読めなくて何度も検索しました。はい。
こんなことが書かれていたって事をベースに感想など書いておく。
あくまで個人の日記として記すので内容外の記載もあるという事は承知してください。
私は文庫派なので。
ディオゲネスという人物だ。
布切れ1枚 腰に羽織って、飲み物を飲めるよう容器を持っているという。
これは余談だが共有したかったので書いた。
●人間の1日の思考回数は 6万回
更にその内訳が、
- 80% ネガティブ
- 95% 昨日の出来事
どんだけ昨日の出来事のネガティブな所を思考してんだ って感じ。
昨日の出来事の(95%)中で、15%はネガティブじゃないんでしょうかね。
そしてたったの5%で今や未来に不安を考えたり、その他の思考をしているという事。
こういうことを見れば見るほどに未来に対する不安は無意味だし、過去の考えても無意味なんだから、
現在に100%の思考で臨み、良い未来を創れよ!と思う。
こんな風に数値化しないと自分が日々何を考え行動しているのかさえも分からない。
まずは認知が必要。
●比べる事について
人は周り得だべたり周りから評価されたりしないと生きている意味が分からないようだ。
会社の上司がうらやましいとか、芸能人がうらやましいとか、
では、ここで。
あなたが羨ましいと思う人の、羨ましいと思う人は誰ですか?
これを繰り返せば永遠にループするか、神様みたいなゴールにたどり着くことだろう。
つまり羨ましがっても羨ましがっている人にも羨ましい人がいるのだ。
●慣れ→飽き
物が増える原因の一つ。
慣れが我々に物を増やさせているといっても過言ではないと思う。
その服を買った当初、慣れてはいなかった。この服を着ている自分を想像してウキウキ心が弾んだのだろう。しかし、今はどうだ、押し入れに綺麗に畳まれて入っていればまだいい方だ。
着て無い服としてその辺に固まっておかれていないだろうか?
人は慣れて飽きることで、次の新しいものが欲しくなる。
その服を買ったときに1年後それを着ている自分が浮かんだろうか?
きっと思い浮かぶのはせいぜい1か月後。
人は未来を予測することが至極苦手だ。
食事のバイキングでこんなにとってしまった!なんてことはしょっちゅうある。
自分の見立てと現実がまるでマッチしていない。
自分の胃袋すら把握できない。それが服にもモノすべてにも起こっている。
そうして人はモノが増えていく。
現状を変えるのは怖いから。捨てるのは怖いから。
基本的に人は増やす方向で生きている。
それが選択の劣化を招き、満足度を下げているとは誰も思っちゃいないのだ。
●「人の価値」
僕がこの本で一番心に残った個所だ。
話はこう。人は自分の価値をモノで表そうとする。
車や家や、洋服。様々な分野でのブランド。
そもそもブランドで身に纏うモノを固めても中身は同じだし、そのモノの機能はそのデザイン料、ブランド名料、パッケージ料、それらを除けば無印良品でオーガニック製品を買う事の方が良いという事はわかる。
しかし人は様々なモノを買っては身に纏い、自宅に所有する事こそが自分の価値であるかのように勘違いする。
そうではないという事を私はこの本で学んだ。
だからフォーカスすべき事は自分の内面だし、着飾る事の出来ない筋肉や、思考であると分かる。
私も以前はこちら側だった。今は冷静に見ることが出来る。
あれもこれも欲しくなる。
しかし今はそうではなくなったし、この本のおかげでより強固なものになったと思える。
今日も懸垂をしよう。
最近ストレッチにも効果が出てきて、かなり体が柔らかくなってきたようだ。
ストレッチをすることが楽しくなってきた。
この進化の過程を人はもっとも楽しめるのだろう。
慣れてしまっても人と比べる事はしない。
常に自分の変化に気づくこと。認知が大事だ。
昨日と違う事を発見し続けるという事。
●自分のまとめ
この混沌とした世界で
ミニマリストという生き方は
余計なモノや思考に心を奪われ消費する事を抑え、
己の心を深く見つめ直し、いわば防衛本能に従った当然な生き方なのかもしれない。
締めが決まった本日の日記でした。