みんな、知らぬ間に
自分の綺麗な心に
蜂の巣のように穴をあけては
他人で蓋をして、満たされる。
それを繰り返している。
増えた心の穴には、
誰かを入れないと気が済まなくなって、
穴が開いたままだとそれを寂しいと感じ、
それをふさぐ事に必死だ。
それを当たり前だと思っている。
そんな事では
いつまでも心の血は止まらない。
血は流れて固まり、次の血を止める。
孤独を流す事が出来たなら、
君は君だけの孤独で全身を駆け巡らせる事が出来る。
その時既に君は孤独では無い。
なんでも願いが叶う世界だとして、
もし君があの人の事を好きだとする。
でもあの人は他の人が好きだとする。
それはどっちが叶うのだろう?
世界は
そんな叶えたい想い同士が
ぶつかり、すれ違い、
肝心な時には上手くいかず、
自分ばかりがうまくいかないと思い込む。
容易い御用だと言わんばかりに闇を大量生産する。おまけに伝播する。
光は半端な明かりじゃ闇と隣り合わせだ。
その狭間をうまく歩けやしない。
すぐにどちらかに寄ってしまい、
闇がまた襲う。
今日も太陽は際限なく明るい。
人は意識して上を向かねば、
横を見て嘆き妬み羨み、
下を見ては安心し居続けてしまうのだ。
人は頑張ってる時が一番輝いて
一番カッコよくて
一番素敵で
どんな無駄でも、足掻いてる時の
「生」への執念は
誰のものでも美しい。
努力はあなたを輝かせる。
そうやって、
自分は興味がないのに、
人には期待だけさせて、
いつか叶うと信じて生きてる人間に
冷たいんだ。
社会でもおんなじで
都合のいい時にしか
相手にしない構造を理解しながら、
それを待ち続けている僕達は、
今日も何をしてるんだろうって
感じてしまう。
あなたの為に歌ってるわけじゃない
でも、あなたの感性で
僕が大切なあの人へ贈った歌を
あなたが勝手に自分へのメッセージだと受け取るように
あなたの発する言葉一つ一つが
何処かの誰かに影響を与え、
生きる希望を見出してるかもしれないし、悲しませてるかもしれない。
人は言葉一つで嬉しくも悲しくもなれるから
心が落ち着かない事もあるけれど
それが生きているという事で。
それがあなたという事。
依然として雨は降り止まない
あの日の晴れ模様はもうここにはない
でも空は晴れることを約束し、
虹を作り 笑顔を取り戻す
僕らの人生もそうありたい
この道の先には
確かな光が約束されているんだと。
それは希望ではなく事実なのだから。