ミニマリストの雑記ブログ

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『君を愛したひとりの僕へ』『僕が愛したすべての君へ』鑑賞

 

こんにちは。
今回はこちらの映画を見てきました。感想書いてみます。
ネタバレ含む可能性が高いのでお気を付け下さい。

始めて2作連続で鑑賞しましたが、全然疲れることなく鑑賞することが出来ました。

 

 

『君を愛したひとりの僕へ』『僕が愛したすべての君へ』

 

見る順番で結末が大きく変わる

ふたつのラブストーリー

 

『君愛』から見れば幸せな結末に

『僕愛』から見れば切ない結末に

 

面白いコンセプトです。

 

 


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両方見たほうが良い?

片方だけ見るのはお勧めできません。
あらゆる点で、どちらかに連動してきます。
おそらく『僕愛』から鑑賞すれば、主人公のバックボーンを知らないまま進み、

『君愛』を見た際に話がつながる点が多いと思います。
『君愛』から見れば話が『僕愛』の物語の中に『君愛』がのっかってきます。

見る順番はどっちがおすすめ?

映画のレビューサイトは一通り見ましたが、
私は以下の順番で見ました。
『君愛』⇒『僕愛』
この順番で正解だったと思います。

 

理由はいくつかありますが、
・単純に『君愛』の最後のシーンから『僕愛』の物語が始まる。
・『僕愛』のラストシーンは『君愛』を見ていないと感動が激減してしまいます。

 

また、上映している映画館では、同じスクリーンで、
交互に流している事が多いと思います。
なので、どっちからでも連続で視聴可能だと思います。

むずかしい用語が多い?

映画レビューサイトにこのような感想が多くありました。
個人的には問題ありませんでした。

 

まず、「パラレルシフト」という用語が出てきます。
並行世界間を行き来する、
または、
自分でも気づかないうちに別のパラレルワールドに行ってしまったりするという意味合いで使われます。

 

このパラレルシフトを取り扱う学問が「虚質学」。
パラレルシフトする時、肉体が行くわけではなく、意識だけが向こうへ行く、
みたいな感じです。

定義はしっかり覚えてませんが、肉体はあくまでこちらの世界にあるようで、
向こうの体を借りる感じになります。

その際、向こうの世界で暮らしている自分の意識はどうなって、
パラレルシフトが終了した時に、向こうの自分の記憶はどうなるのか、
それは良く分かりませんでした。

 

その次に出てくるのが、「オプショナル シフト」。
この世界の前提として、パラレルワールドはいくつも存在しています。
自分のいる世界を「0」として扱います。

「1、2、3、、」と数字が大きくなればなるほど、
遠く離れたパラレルワールドになります。

 

予告で流れる「私は85離れた世界から来た」というのはそういう事でした。

 

近いパラレルワールドであればあるほど、
自分の世界とはほとんど違いがありません。

朝食でご飯を食べたのが、こっちの世界ではパンを食べていた、ぐらいの違い。

 

別のパラレルワールドへ行くとき、「10」離れたパラレルワールドへ行きたい。

「25」離れたパラレルワールドに行きたい。という風に思いますよね。
「オプショナルシフト」とは意図したパラレルワールドに移動するという意味です。
たしか、そのはずです。

 

また、用語は忘れましたが、
パラレルシフト世界で、逸脱した行動を行えば、
どんどんそこに差が生まれてしまうという、
時空の歪みみたいなものも生まれるらしい。

ドラえもんの世界みたいな感じですね。

主題歌・挿入歌

挿入歌・劇中歌が流れるタイミングも良かったです。

個人的には「雲を恋う」が好きです。

 

『君を愛したひとりの僕へ』


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『僕が愛したすべての君へ』


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鑑賞した感想

どっちを先に見ても切なさは残ると感じましたが、
『僕愛』から見るとやや切なさを感じやすいとは思いましたね。

そして、「切なさ」は2種類あるなと感じました。

どちらか一方だけを見ると理解できないまま終わってしまうと感じます。
また、『君愛』の明確な続きが『僕愛』にあります。
『君愛』だけだとそのシーンを見てもあまりパッとしないなと感じました。

『僕愛』には『君愛』に至る過程も描かれており、
その行動の背景なんかが見えましたので、2つで1つの作品だな改めて感じましたね。

 

そんな感じで、気になっている方は見られてはいかがでしょうか。