●聴く力
最近、話し方や聴き方に対する意欲が高まり、本を読んでいるのですが、
その一冊から、読んだ感想や意見など書こうかなと思っている次第です。
「ねえ、私の話聞いてる?」と言われない「聴く力」の強化書―あなたを聞き上手にする「傾聴力スイッチ」のつくりかた
岩松 正史
「ねえ、私の話聞いてる?」と言われない「聴く力」の強化書―あなたを聞き上手にする「傾聴力スイッチ」のつくりかた
- 作者: 岩松正史
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2014/12/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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共感、同感のことについて書かれており、個人的にはそのことについて書かれているところが、大変勉強になりました
●レビュー
要約もブログでは禁止なんで、私が感じたことをまとめると
「共感できる!」とは言うけど、
「同感できる!!」とはならないですよね。
そんな違いがはっきり分かった本でした。
また、主訴という言葉がこちらの本では出てきますが
辞書で引くと 患者の訴えの中で最も重要な症状、ですが
会話においてもそういったことを読み取ろう!って感じなわけです。
会話は感情を読み取るものであり、出来事にフォーカスするのではないという事。
その出来事があって、あの楽しかったのか悲しかったのか、腹立たしい出来事だったのか。読み取るべきポイントはそこだ!!!という内容でした。
前半は当然とも思える内容がつらつらと書かれていたので読み飛ばしました。
また、筆者の補足的な見解が細々と挟まれており、親切すぎ!!、過保護すぎ!!!って感じました。
→新しい視点を持つという意味ではいい本でした。
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心理学を学んでいて分かっているつもりでいても、いざ実践となると難しいのと同じで
意識して会話をしていこうと感じました。
そこに こういった視点を交えて会話で実践し試行錯誤を繰り返すことで上手くなっていくもんだと感じましたね。
知ってるだけじゃ使い物にはならないですからね。
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この本を読み終えて、ふと考えたことがありまして、
カウンセラーはマイナスな会話をひたすら聞いていると思うのですが、
メンタル的にもかなり強くないとできない仕事だなと思いました。
そんだけ聞いていれば自分の悩みがちっぽけだ、って思考にもなるんだろうか、、、なんて考えが巡った次第です。