ミニマリストの雑記ブログ

ミニマリストから始まったブログ。服を一種類にしたい。

※ネタバレ※【考察】「天気の子」の「大丈夫」の意味や、天気の深みについて

 

こんにちは、ゆうきです。

 

いきなりネタバレです

みたくない人はここまでにしてください

 

天気 新海誠 天気の子 映画 Weathering With You 君の名は アニメ 邦画 eiga

Photo by frank mckenna on Unsplash

 

先日、映画「天気の子」をみてきて

そのラストに不可解なやり取りがあって気になって

色々調べて、

考えさせられたり、

人生に通ずるものを感じたので

まとめておきます。

 

 

 

 

 

「大丈夫だ」の意味

ラストシーン。

 

陽菜が「大丈夫?」と尋ね、

それに対して、

帆高は心の中で答えているように思えましたが、「僕たちは、大丈夫だ」と答え、

終わりました。

 

このやりとりが噛み合って無さすぎて、

どういう事なんだ、と疑問で調べてみると、

色々な説が浮上しておりまして。

 

大丈夫 / RADWIMPS から

 

(一部省略)

世界が君の小さな肩に 乗っているのが
僕にだけは見えて 泣き出しそうでいると


「大丈夫?」ってさぁ 君が気付いてさ 聞くから
「大丈夫だよ」って 僕は慌てて言うけど


なんでそんなことを 言うんだよ
崩れそうなのは 君なのに

 

取るに足らない 小さな僕の 有り余る今の 大きな夢は
君の「大丈夫」になりたい 「大丈夫」になりたい
君を大丈夫にしたいんじゃない 君にとっての 「大丈夫」になりたい

 

という歌も劇中で流れますが、

この歌詞で言う大丈夫の意味として受け取ることもできます。

まだ抽象的ですけども、、、

陽菜を安心させたい気持ちがあると思います

 

最後に晴れた意味

ラストシーンで再び陽菜が晴れを祈り、

晴れ間が見えて、再会するシーンがあります。

 

なぜ再び晴れ女の力が宿ってるのか

少し疑問が残ります。

 

もし陽菜が天気の巫女として復活してるのだとしたら、

帆高は、陽菜が何度、天気の巫女になろうとも

「俺が連れ戻してやる」といった気持ちが現れているのかもしれません。

と個人的に感じました。

 

もうあの時のような無力な自分ではなく、

大人になって戻ってきた帆高の成長なのかなと感じることも出来きそうな。

個人的にはこの解釈もありかなと。

 

天気 新海誠 天気の子 映画 Weathering With You 君の名は アニメ 邦画 eiga

Rudy and Peter SkitteriansによるPixabayからの画像

 

いいブログ発見:本人の解説

king06.com

 

新海さんいわく、 

「ずっと降り続く雨で全然大丈夫じゃない」

 

そんな状況で、何の保証もないのに

帆高は「僕たちは大丈夫だ」と言う。

 

若者には何の保証もないこの世界で

大丈夫と言える力強さを持ってほしい、

次の一歩を踏み出す勇気を持ってほしいというようなことを言われているようですね。

 

 

なるほど。

解釈はそれぞれですが、

「大丈夫」というたった数文字の言葉が

こんなに人によって解釈が変わってくるのは

音楽や映像作品の面白いところだと思います。

 

私ははっきりさせて欲しいと思う方ですが。。。

 

映画のタイトルとの関係"Weathering With You"

Weather =(嵐・困難などを)切り抜ける、という意味でとれるらしいんですよね。

Weathering は Weather の現在分詞という事で

現在進行形の動作的な表現が加わります。

 

Weathering With You

(現在、)困難を切り抜けている、あなたと一緒に。

 

のような感じ。

 

帆高と陽菜が選ばれし運命という困難に立ち向かっている。

映画を見てくれているあなたも一緒に

この不条理で理不尽な世界を切り抜けていこうよって

言ってるような気がしましたw

 

天気=社会という気がする

自分では操る事の出来ない天気

それはまさに自分ではどうする事もできない決められた運命のようなもの

そういう風に思えて仕方がありません。

 

天気に立ち向かう2人、

社会という荒波に毎日生きている僕たちに

そういったメッセージを伝えたいように思えてきます。

 

あってるかは分かりませんし

既にこういう事を書いている人もいるかもしれませんが

個人的にそう思いました。