ミネラルって何？？分かりやすく解説！～骨と密接な関係〜骨粗鬆症、骨折～

こんにちは。今日はこんな素朴な疑問。

ミネラルってよく見るけど意味が分からん！

更に、ミネラルウォーターってなんだって感じ。

纏めてみる。

ミネラルについて
骨について
カルシウムについての話(更年期)
ミネラルウォーターって何

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5大栄養素
人間の体内の構成
ミネラルとは
- 主要ミネラル
  - カルシウム
- 微量ミネラル
  - ヨウ素
ミネラルウォーター（鉱泉水）
参考文献

5大栄養素

まず人間には5大栄養素というものがある。

たんぱく質（筋肉、内臓、皮膚、血液等カラダの構成成分）

脂質（エネルギー源）

炭水化物：以下2種

→（糖質：運動時のエネルギー源）
→（食物繊維：善玉菌を増やし腸内バランスを整える）

ビタミン（人体の機能を正常に保つ有機化合物）

ミネラル（生体を構成する4元素（酸素、炭素、水素、窒素）以外の総称、無機質

人間の体内の構成

人間の体内は主にこれらで94～97%構成されている

水素（Ｈ）　：60.3％

酸素（Ｏ）　：25.5％

炭素（Ｃ）　：10.5％

窒素（Ｎ）　： 2.4％

*1

ミネラルは残りの４～６％

ミネラルとは

ミネラル　→　無機質

では、無機質とは、

エネルギー源にはならない
骨や歯を形成　→　人体を構成
外部から摂らないと欠乏する（骨粗鬆症、貧血、、、）
健康維持に欠かせない必須ミネラル（16種）
必須ミネラルの中に、主要(多量)ミネラル・微量ミネラルがある

主要ミネラル

ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、硫黄、塩素の7種類*2

全てを説明してはキリがないので、興味深いカルシウムを取り上げる。

（こちらのサイトにて多量ミネラルについての説明が詳しくされている）

カルシウム

血液中のカルシウムは一定に保たれている。
血液中の濃度が低下すると、副甲状腺ホルモンの分泌が増加し、骨のカルシウムを溶かし、一定の濃度に戻す。
　つまり、副甲状腺ホルモンの分泌が増えた状態が続くと骨粗鬆症、骨折などを引き起こす。

女性は50代から骨密度が低下していく。
閉経後エストロゲンという女性ホルモンの減少とビタミンＤの減少によりカルシウムの吸収が悪くなる為だ。ビタミンＤをサプリ等で積極的にとるか、日光に当たる必要がある。
また、女性ホルモンの減少により女性は更年期障害を伴う事が多く、女性ホルモンを補充する治療などが今は注目されている。
　1950年頃、日本の平均寿命は50歳ほどだった、それから50年女性の平均寿命は80歳を超え、閉経後も30年近く生きることになる。人間の進化はまだここに到達してないのだろう。

微量ミネラル

比較的微量で事足りる為、微量ミネラルといわれる。

鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデン、コバルトの9種類

ここではヨウ素を見ていこうと思う。

ヨウ素

甲状腺ホルモンの原料
不足→甲状腺腫
不足しても過剰摂取しても甲状腺機能低下症になる
ヨウ素不足の人口は10億人と言われる
海藻類に多く含まれる（特に昆布に多い）

ヨウ素も甲状腺に関わるのである。

過剰摂取や、タバコが甲状腺の機能を低下させる
（※毎日、昆布を摂るのは避ける。これは昆布だしをとる場合も）
　甲状腺機能低下症により、甲状腺の組織が壊れると修復不能な為、完治した後も一生、薬を服用し続けなければならない
　この過剰摂取はお腹に赤ちゃんがいる妊婦の場合、胎盤を通って胎児へ移る為、生まれた瞬間から、甲状腺機能低下症となる場合もある為、注意が必要
甲状腺を刺激してホルモンを分泌させる治療があり、甲状腺刺激ホルモン(TSH)抑制療法という
骨との関係、TSH抑制療法をすると少し骨が弱くなる
閉経後のTSH抑制療法は慎重になるという事
骨が弱くなった場合は骨を強くする薬を一緒に服用するか、甲状腺ホルモン剤の量を減らすこととなる

という事で甲状腺の話になってしまった。

ミネラルがどんな感じか、雰囲気はわかっただろう！！

足りなかったら16種を一つずつ調べてくれ。

ミネラルは結構、骨と関わりがある。

といってもメインは「2種/全16種」だけ。

　いろんなところに影響を与えているけど、16種類すべてをミネラルと呼んでいるので、「ミネラルが良い」とか言われても「ミネラルは全16種類あるんですけど、どれについておしゃっていますか？？？」と聞きたくなるような場面に出くわすだろうな、と思った次第だ。

　そして女性は生理すらも大変なのに、それが終わったと思ったら今度は更年期だ、大変だなと感じた。

あ、そう”ミネラルウォーター”についても調べた。

ミネラルウォーター（鉱泉水）

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容器入りの飲料水で、地下水を原水とするものを言うらしい。

ミネラルウォーターが面白い事になっている。

全てWikipediaから引用である

ミネラルウォーター - Wikipedia

水に含まれるカルシウム塩とマグネシウム塩の量の指標（硬度）が一定水準より少ない場合を軟水、多い場合を硬水

ミネラルウォーターとの名称から、ミネラル（無機物）を多く含んだ飲料水であると思われがちだが、ミネラルウォーターに含有する程度のミネラルでは栄養補強には程遠い

ミネラルウォーターには大豆や魚と比較してカリウムやマグネシウム、カルシウムといったミネラル分はほとんど含まれておらず、1日の基準摂取量を満たすには数十リットルから数百リットル飲む必要がある。基本的に水であるため、大量に摂取すれば摂取するほどに尿の量も増え、それに伴ってミネラル分も吸収した傍から排出される。また、水中毒の危険性があるため、推奨されない。ミネラル分は食事から摂取する必要がある。